タイヤなら東大阪 山縣タイヤ商会

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大きな事故になる前に・・・ 今までに、スタッドレスタイヤを使っていて2度以上ヒヤッとする経験をされた方は
必ずお読みください!

まだ寿命ではないはずなのに!?
雪道や凍った路面でも安心して走行できるスタッドレスタイヤ。
冬のレジャーやドライブの強い味方です。
悪条件でも安全に走行できなくてはいけませんのでもちろん通常のタイヤよりも厳しい基準が設けられています。
通常のタイヤが溝の深さが1.6mm(新品の状態の4分の1程度)になるまで使用できるのに対し、スタッドレスタイヤの場合は新品の溝の深さの半分まですり減ってしまったら使用できないことになっています。
スタッドレスタイヤにはプラットフォームと呼ばれる磨耗サインが設けられており、これが現れると寿命です。

プラットフォーム

ところが、この条件を満たしていても毎年スタッドレスタイヤが原因の事故が多発しているのです。
中には、1台の車が起こしたスリップから4台もの車の玉突き事故を引き起こし、巻き添えにあった車に乗っていた一家4人が全員死亡するという大惨事も起こりました。
ハンドルを握る自分自身だけではなく大事な家族や場合によっては無関係の第三者の命までをも奪ってしまうのです。

ではなぜ充分な溝が残っている(場合によっては全くすり減っていない)にもかかわらずこのような悲惨な事故の例が後を絶たないのでしょうか?

それは、スタッドレスタイヤの寿命に関して、一般的には常識とされていることが実は大きく間違っているからなのです!

ではそれはいったい何なのか?
その前にまずはスタッドレスタイヤのしくみについて簡単にご説明したいと思います。

なぜスタッドレスタイヤは滑らないのか?
スタッドレスタイヤ(ゴムだけの冬タイヤ)の接地面には全面にわたってサイプと呼ばれる細かな切れ込みが入っています。
異様なまでに作りこまれていて、まるでアカギレのようです。
これは普通のタイヤには見受けられません。

このゴムの材質は非常に柔らかく、走行時は車の重みによってこの切れ込みがひらいた状態になります。

サイプが柔らかい状態

ここがミソです。
つまりこれが凍結路面の水の膜を掃き取っているとお考えください。
これだけでは解りにくいので身近な例をあげてみましょう。
冷凍庫から出したての氷を手で持った場合滑らずにむしろ手に引っ付きますよね。
しかし時間が経ち氷の表面に水の膜が現れるととたんにツルツル滑り出します。
スタッドレスタイヤは水の膜を常に掃き取りながら氷の表面に引っ付いて走行しているのです。
そして、この「ゴムが柔らかい」ということが非常に大事なことなんです。
これによってデコボコの地面に対しても最大限の接地面積を確保することができ、強いグリップ力がかかります。
例えば、テレビ中継のカートやレースなどで使用するタイヤは見るからに柔らかいですよね。
あれ自体はスタッドレスタイヤではありませんが理屈は同じです。
ゴムは温度が下がっていくとどんどん硬くなります。
逆に温度を上げると柔らかくなります。
また性質上、年月を重ねると本来の硬さよりももっと硬いものになります。
これを加年硬化(かねんこうか)と呼びます。
実はここが問題で、硬くなると先ほどのサイプの開きが悪くなり、水の膜を掃き取ろうとしても充分に掃き取れません
このことによって凍結路面でスリップしてしまいます。

サイプが硬い状態

大まかに説明すると以上がスタッドレスタイヤの基本的なところですが、これに各タイヤメーカーが宣伝している独自に開発された特化ゴムが加味されて今日のスタッドレスタイヤとなっています。

スタッドレスタイヤの命
ここまでお読みいただければもうお分かりだと思いますが、スタッドレスタイヤの命は「溝がどれだけ残っているか」ではなく「ゴムがいかに柔らかいか」なのです
スタッドレスタイヤに使われているゴムは何もしなくても日にちが経てば徐々に硬くなっていきます。
ほんの数回しか使用していないから溝もほとんど減っていないと安心してしまうのは禁物です。
保管する環境などによっても左右されるので一概には言えませんが、例えば全く未使用の状態できれいに保管していても1年以上も経てばゴムはかなり硬くなっています。
硬くなってしまったスタッドレスタイヤというものは非常に危険です。
サイプがほとんどひらかなくなりますのでスタッドレスタイヤとしての機能は果たしていません。
見た目こそ全く変わりませんが、もうすでにスタッドレスタイヤではなくなっているのです!
そのようなタイヤで凍った路面を走る・・・想像しただけでも恐ろしいですね。

緊急!今すぐご自分のスタッドレスタイヤを点検してください!
現在お使いのスタッドレスタイヤが充分な柔らかさを保っているか、必ず点検してください。
チェックの際は、手の指の力でサイプを押し広げることができるか、を目安にするといいと思います。

指でサイプを広げています

もしもご自身では判断に迷ってしまった場合は必ず当店スタッフにご相談ください。 「よくわからないけどまあ大丈夫だろう」と放っておくことだけは絶対に避けましょう。
何かが起こってからでは遅すぎます。

買い換える場合も気をつけて!
現在巷には様々なタイヤが販売されていますが、ことスタッドレスタイヤに限っては極端に低価格のものは気をつけてください。
前年度からの在庫の持ち越し商品の場合があります。
そのようなスタッドレスタイヤは新品であってもすでに加年硬化が始まっていることも多いです。
当店はおかげさまで良い取引業者様・メーカー様に恵まれて、すばらしい関係を築かせていただいてきました。
スタッドレスタイヤはすべて今シーズンに生産されたものを確保しております。
当店はスタッドレスタイヤの「旬」に何よりもこだわっています。

車は命を乗せて走っています。
念には念を入れた万全の態勢で、思いっきり冬のレジャーを楽しみましょう!


【タイヤのプロが教える!】タイヤ豆知識

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